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日本の総土地面積の7割が中山間地だが・・・

日本はとても山間地の多い国で総面積の7割が中山間地に該当します。農業産出額と耕地面積でも、それぞれ約4割ほどを占めており、日本の農業を語る上では欠かせない重要な役割があります。

しかしこの中山間地は生産効率が平地に比べて悪く、生活インフラも整っていないこともあり、人口は全体の1割程度と言われており、過疎化・高齢化が問題になっています。

中山間地の過疎化

地域活力の低下が著しく環境保全問題にも発展

中山間地農業の担い手不足は、日本の農業へのダメージに留まりません。

こういった産地は大雨時にも雨水を一時的に貯水してくれたり、土砂崩れを防ぐといっった重要な機能も果たしてくれています。

農地+αの価値がある場所

つまり中山間地はただ農地として重要なだけでなく、環境保全や 自然災害への脅威も減らしてくれる重要な場所であり、保全すべき場所なのです

一方で都市型就労に息苦しさを感じる人も

中山間農地がこのような問題を抱える一方で、人口が集中する都市にも問題があります。 特に障がい者の方たちは過度な期待やスピードが求められる社会の中で継続的に働けなかったり、人混みや都会の雑踏が苦手で社会に馴染めない等の課題があります。

補い合うことで生まれる共存共栄

中山間地は過疎による人手不足に悩まされ、その一方で都市部に暮らす障がいを持つ人たちは現代社会のスピード感や過度に求められる成果に苦しんでいます。

しかし、お互いに助け合うことができれば足りない部分を補うことができるのがアペロファームの始まりです。障がい者は豊かな自然の中で自分らしさを取り戻すことができ、人手不足に悩む農家は貴重なチカラを手に入れることができます。